毎年11月の酉の日に、各地の大鳥神社で酉の市が催されます。
酉の市は「おとりさま」の呼び名で知られているように、商売繁盛の神とされる鷲(大鳥)をまつる神社のお祭りです。
最初の酉の日を一の酉、次を二の酉、その次を三の酉といい、三の酉まである年は火事が多いという言い伝えがありました。
この日は、縁起物の大熊手や、おかめの面などを売る露店が立ち並びます。
熊手は福をかき込み財宝を集めるといわれます。
商売繁盛のシンボルとして購入するのが、昔からの商家のならわしです。
酉の市の縁起物は、熊手の他に「頭の芋(とうのいも)」や粟で作った「黄金餅」がありました。
頭の芋は、頭(かしら)になって出世する、芋は小芋を数多くつけることから子宝に恵まれるとされ、黄金餅は金持ちになるといわれました。
しかし、幕末頃から売られるようになった「切り山椒」が黄金餅に変わって酉の市の縁起物になっています。
切り山椒をたべると風邪をひかないといわれています。
2009.02.16
2009.02.15
月見【季節の行事ものしり事典】
旧暦8月15日の夜を「十五夜」、同じく9月13日の夜を「十三夜」といいます。
この両日には月見をする風習が古くからあります。
十五夜の月は「中秋の名月」といい、一年で最も美しい月として称えられてきました。
8月15日は現在の9月中旬頃にあたり、農作物の収穫時期でもあることから、豊作を祈願する行事としての意味合いが濃くなってきました。
欠けても満ちる月を復活と不死の象徴と考え、豊作を祈願したようです。
とくに里芋は最盛期で、供え物として多く使われたため「芋名月」とも呼ばれています。
十三夜は「名残りの月」「後の月」と呼ばれ、旧暦9月13日で、現在の10月中旬頃にあたります。
豆や栗の収穫期と重なるため、「豆名月」「栗名月」として親しまれ、秋の収穫祭をかねた行事として定着しました。
十五夜、十三夜ともに、すすきや萩を飾って、月見団子を供えます。
そのほかに、栗や豆類などの収穫物や秋の七草、酒などを供えて月を鑑賞することもあります。
昔は、十五夜と十三夜のうち片方だけをまつるのは「片見月」といって嫌いました。
窓辺に台を置き、すすきや団子を供えて明かりを消せば、お月見気分が味わえるのではないでしょうか。
現代では、花や団子を供える風習も失われつつありますが、美しい月を眺める風情を味わいたいものです。
この両日には月見をする風習が古くからあります。
十五夜の月は「中秋の名月」といい、一年で最も美しい月として称えられてきました。
8月15日は現在の9月中旬頃にあたり、農作物の収穫時期でもあることから、豊作を祈願する行事としての意味合いが濃くなってきました。
欠けても満ちる月を復活と不死の象徴と考え、豊作を祈願したようです。
とくに里芋は最盛期で、供え物として多く使われたため「芋名月」とも呼ばれています。
十三夜は「名残りの月」「後の月」と呼ばれ、旧暦9月13日で、現在の10月中旬頃にあたります。
豆や栗の収穫期と重なるため、「豆名月」「栗名月」として親しまれ、秋の収穫祭をかねた行事として定着しました。
十五夜、十三夜ともに、すすきや萩を飾って、月見団子を供えます。
そのほかに、栗や豆類などの収穫物や秋の七草、酒などを供えて月を鑑賞することもあります。
昔は、十五夜と十三夜のうち片方だけをまつるのは「片見月」といって嫌いました。
窓辺に台を置き、すすきや団子を供えて明かりを消せば、お月見気分が味わえるのではないでしょうか。
現代では、花や団子を供える風習も失われつつありますが、美しい月を眺める風情を味わいたいものです。

